こんにちは！
これからは私がSNS経由で色々な方にお会いした中で見聞きした知見を少しずつまとめていこうと思います。
医師の転職や働き方についてはSNS上では様々な意見が出ており、何が事実なのか、どうしたら良いのか判断に悩むことも多いと思います。
そういった先生の参考になりましたら幸いです。
今って医師不足なの？ 地域によって違わない？
医師は慢性的な人材不足のため、転職市場は売り手市場と言われています。しかし、医師の転職は一般のサラリーマンとは違い、専門性やキャリア、医局などの要素が複雑に絡み合っています。
こちらの画像をご覧ください。
これは2020年までのデータですが、医学部定員増加の影響で全体の医師数が底上げされてきています。
もちろんそれでも全国的には医師不足とはされていますが、地域によっては過剰になり始めている地域もあります。
具体的には東京都と西日本です。
当たり前ですが、医師が充足している地域で働こうと思えば給与などの待遇はそれほど期待できません。そのため地域選びはとても大事になります。
とは言っても、そう簡単に慣れない地に行くわけにもいかないとは思います。しかし、同じ仕事をしても埼玉県と福岡県では給料に差がついてしまうのは事実です。
この影響を少しでも緩和しようと、体力のある先生はわざわざ給与の良い病院に月数回バイトに行っていたりもします。交通費を出してくれる人手不足の病院を自分で見つける努力も時には必要かもしれません。
飛行機通勤してANAやJALの上級会員になったという先生もいました。
SNSには色々な先生がいて面白いですね☺
ここまでが地域別のお話になります。
給与の良い地域の先生はそのまま頑張りましょう。
ただ、そうでない地域の先生は給与を今より上げたいのであれば出稼ぎなども検討してみましょう。旅行が好きなら案外メリットかもしれません。
さて、ここからは医師の転職理由について見ていきましょう。
医師の転職理由
医師の転職理由は人それぞれですが、一般的には以下のようなものが挙げられます。
- 過労やストレスで体調を崩した
- 給与や待遇の向上を目指したい
- 開業したい
- 専門性やスキルを高めたい
- 病院の方針や人間関係に不満がある
- 結婚や育児などの家庭事情がある
- セカンドキャリアを見つけたい
- 転科したい
- バイト医になりたい
医師の転職理由は、キャリアアップや勤務条件の改善などポジティブなものが多いです。
しかし、過労やストレスなど、ネガティブなものも少なくありません。医師の働き方改革が進んでいるとはいえ、まだまだ激務な職場も多く存在します。
ちなみに私は家庭事情で医局人事を外れ、バイト医を経て常勤医となりました。
バイト医期間に時間がとれたので、SNSをやったり事業を始めたり色々なことに挑戦できたので自分としてはとても良かったと思っています。
今では給与以外に副業の事業所得も増え、SNSを始めなければ知り得なかった世界をたくさん見ることができています。
私の話を聞きたい方はX(旧Twitter)のDMに個別にご連絡ください。
医師の転職は、自分の健康や幸せを守るためにも必要な場合があるということですね。
医師の転職市場の特徴
医師の転職市場は今でも需要が高く、求人数も多いです。特徴としては以下のようなものがあります。
- 一般的な転職市場とは異なり、年齢や経験による差別は少なめ
- 転職回数によるマイナスイメージも少なめ（ないわけではない）
- 転職時期は4月や10月など、医局の退局時期に合わせることが多い
- 転職先は一般病院や診療所のほか、介護施設や産業医など幅が広い
- 転職方法は転職エージェントや求人サイト、人脈など様々である
医師の転職市場は、今でも一応医師にとって有利な状況にありますが、だいぶ競争も激しくなっています。
特に高年収や好条件の求人は多くの医師が応募するため、採用されるのは難しいです。自分よりも実績のある先生がライバルになるとそちらが優遇されてしまうこともあります。
また、医師の転職市場には非公開求人や紹介求人など、一般には公開されない求人も多く存在します。これらの求人は、転職エージェントや人脈を通じてしか知ることができません。
必ずしも転職エージェントを使う必要はないとは思いますが、私の肌感覚だと思ったより良いコネクションを持っている先生は少ないです。
自分の持っている人間関係で良い仕事が見つからない場合は、転職エージェントを使って定期非常勤バイトを始めて、そこで出会った先生との人脈を広げていったりするのも有用かもしれません。
コミュニケーション能力の高い先生はかなり有利ですね！
転職を成功させるには、情報収集やネットワーク作りが重要です。
医師の転職成功のコツ
医師の転職を成功させるためには、以下のようなポイントがあります。
- 自分の転職理由や目標を明確にする
- 自分の強みや希望条件を整理する
- 転職市場の動向や求人情報を把握する
- 転職エージェントや人脈を活用する
- 退職や入職の手続きをスムーズにする
医師の転職は、一般のサラリーマンとは違い専門性やキャリア、医局などの要素が複雑に絡み合っています。
そのため慣れないうちに自分で一から始めるのは大変です。医師の転職を成功させるためには、転職エージェントやコネを上手に活用することがおすすめです。
転職エージェントは医師の転職市場に精通しており、非公開求人や紹介求人などの情報提供や、面接や書類作成のアドバイス、退職や入職の手続きのサポートなど医師の転職活動を手助けしてくれるので、特に最初は役に立ちます。
医師の転職は、自分だけでなく、家族や患者さん、職場の仲間など、多くの人に影響を与える重要な決断です。
医師の転職を成功させるためには自分の転職理由や目標を明確にし、転職市場の動向や求人情報を把握し、自分だけで頑張りすぎず周りの人の力を活用することが大切です。
医師の転職は、自分のキャリアや人生を変えるチャンスです。転職を成功させて、自分の理想の働き方を実現しましょう。
お勧めの転職エージェント
いくつかお勧めの転職エージェントを記載しておきます。
もしまだ未登録のものがありましたら、登録しておくことをお勧めします。
慣れないうちは色々と条件を比較することが大切です。
知名度抜群のエムスリーキャリアです。
登録していない方の方が少ないのではないでしょうか。
求人数も多く、様々な視点から転職先を探すことができます。
エージェントもベテランの方が多く信頼できるので、とてもおすすめです。
言わずと知れた民間医局です。常勤転職をしたいならここがおすすめです。特に若手の先生のサポートは本当に素晴らしいです。
転職についてはもちろん、自賠責保険や書籍の割引など様々なところで医師をサポートしてくれます。こちらも対面の面談に始まり、丁寧に希望を聞いてもらえます。常勤＋スポットバイトがしたいなどの希望も叶えてくれるのでおすすめです。
求人数がとても多く、まずはこちらで探してみることをお勧めします。それで全く惹かれるものがなければ他のサイトもチェックしましょう。
ちなみにスポットバイト用の医師バイトドットコムも使い勝手が良いです。こちらに登録すれば両方使えるようになるのでおすすめです。
他のサイトではない求人があったりします。
どうしてもほかの転職サイトを使って自分にあったものがないというときはこちらが頼りになります。全国に対応しており、都心部でなくても求人はたくさんあります。是非試してみてください。
主に都心部での常勤転職にはとても強いです。他の転職サイトにはない求人があったり、産業医の求人まで充実しています。エージェントの方が丁寧にサポートしてくださるので、他の会社で良い求人がどうしても見つからなかったという方の最後の砦になりうるでしょう。
まとめ
- 待遇には地域差があるため、自分の地域がそもそもどのような待遇なのかを理解する。
- 自分の求める条件を明確化する。
- 最初は転職エージェントを使った方が何かとスムーズなことが多い。
- コネクションを使った方が好条件の求人が見つかりやすいため、良い人脈が出来るまでは常勤先を決めないのもアリ。
参考になりましたら幸いです。
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