自己紹介でも書いていますが、私はもともと医局人事で関連病院勤務をした後、医局外の病院やクリニック、企業などで勤める働き方に変えました。
働きながらいろいろな人間関係を作っていく中で、自分がやっておいて良かったことをまとめようと思います。
全部めちゃくちゃ当たり前のことなんですが、意外とこの重要性が分かっていない人も多い気がしています。
でははじめます。
専門医を取る
専門医が必要か不要かの議論はよくありますが、私の考えは「取れるなら取ったほうが良い」です。
なくても仕事に困ることは少ないかもしれませんが、あることによって得られる仕事もあります。精神を病んでまでして取る必要はないですが、体力的、精神的に元気であれば数年は頑張って取りましょう。大変なら一回休んでからでも良いと思います。
科によって試験の難易度は違いますが、少なくとも消化器内科は人並みに勉強していれば取れるレベルでした。せっかく医局に入ったなら受験資格くらいは欲しいものです。
先輩と仲良くする
これも当たり前なのですが、医局の中では悪目立ちせず先輩たちとは仲良くするようにしましょう。
先輩の中にはアラフォーくらいで開業医となって関連病院を去っていく人もいるでしょう。年齢が離れていたりするとあまり関わることも少ないかもしれません。ただその方たちは良い待遇のバイトをくれたり、自分が開業する時に色々教えてくれたりするとてもありがたい存在となることがあります。
医局の中での集まりなどにはできるだけ顔を出し、関連病院にいる先輩の先生などとも関係を作っておくと良いことがあるかもしれません。
私は医局を離れた今でもとてもお世話になっている先輩方がたくさんいます。一度離れてしまうとなかなか会えなくなってしまうので、良い関係を築いておきましょう。
バイトをする
最近は働き方改革の影響もあり、医局員であっても医局と関係のない場合ができる場合が増えてきました。私がいた頃はまだバイト禁止だったので、求人サイトなどは使っていなかったのですが後輩の話を聞くと最近はみんな色々個人でも探しているようです。
平日の研究日や土日などで色々なバイトをしてみることをお勧めします。
医局の中にいると、どうしても医局の外のことに疎くなります。最初はスポットバイトでも良いのでいくつかの病院やクリニックを見ることで、新しい経験を積むことができると思います。
以下のものは登録も無料ですしバイト探しもしやすいので、登録がまだの方は登録しておきましょう。
よろしければこちらも参考にしてみてください。
私が今考える若手医局員のうちにしておいた方が良いことは以上になります。
皆さんもわかってきていると思いますが、医者の世界は「能力」と「人間関係」がとても大切です。どちらも身につけるために日々の勉強や他医師とのコミュニケーションは大事にしましょう。
そして色々な仕事をやってみることです。やったことないのと一度でもやったことあるのは全く異なります。好き嫌いせずに経験を積んでいくようにしましょう。
少しでもお役に立てれば幸いです。
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