こんにちは!
最近人気になっている訪問診療バイトについて書いていきます。
自分は数か所のクリニックで訪問診療をやらせていただき、定期非常勤で続けているところもあります。クリニックによってだいぶ違うところもあるので、複数か所での経験から必要なことをまとめてみますね。
往診バイトとは違うの?
最近呼べば来てくれると話題の夜間休日往診バイトもいくつかありますね。こちらは日中の訪問診療とは大きく異なります。
まず訪問診療でかかわるのは多くがご高齢の患者さんです。往診のように子供ばかりということはありません。そのため小児科の知識は基本的には不要です。
また、呼ばれたら行くのではなく、もともと予定を立てて行くので概ね予定通りに仕事が終わります。もちろん緊急往診などもありますが、それにも対応できる余力を持って予定を組んでいることが多いので、それが残業につながるというのは少ないイメージです。
逆に言えばインセンティブはないことが多いですね。
勤務時間
多くのクリニックは9時~18時です。8時間勤務+1時間休憩ですね。
休憩時間はクリニックでとる場合もあれば、外で食事をする場合もあります。その日の予定次第で変わります。
外食が好きな人は色々なところで食べる機会があると嬉しいかもしれないですね!
仕事内容
基本的には患者さん宅には月に2回訪問することが多いです。バイトの場合は常勤医が休んだ場合のスポット、自分で月に2回訪問する定期非常勤の2パターンがあるかと思います。
安定している方が多いですが、訪問したら問診、診察を行います。適宜処方を行ったり、必要あれば採血も施行することもあります。
基本的には診察場所が患者さんの自宅というだけで、外来でやることとあまり変わりはありません。褥瘡の処置などが必要になることもあるので、内科以外の知識も必要になってきますね。多くの場合は教えてもらえたりするのであまり問題にならないと思いますが。
尿カテの交換や気管カニューレの交換など、何ができて何ができないのかあらかじめ聞かれることが多いですね!
メリット
①患者数が少ない
一日に診察する患者数はあまり多くはないです。施設に行くと多い場合もありますが、一般的な病院の内科外来などに比べると少ないでしょう。居宅であれば10件程度のことが多いです。
②給料が高め
全体的に給料が高い求人が多いです。一般的には1日8万円前後ですが、訪問診療の場合は10万円前後が多い印象です。給与を重視する先生には選択肢になりやすいですね。
③総合診療を学べる
一般病院では専門分野だけを診ていればよい場合もありますが、訪問診療では全身を診る必要があります。仕事をしながら他科の知識も勉強し、役立てていくことができます。今後訪問診療のニーズはさらに高まることが予想されますし、バイトを勉強するきっかけにしても良いのではないでしょうか。
デメリット
①車に乗っている時間が長い
これは往診バイトでも同じですが、基本的に車で移動するため車に乗っている時間が長くなります。酔いやすい方には向かないかもしれません。私は昼食をおなか一杯食べると午後の移動で気持ち悪くなるので、バイトの際は軽食で済ませています笑
②他人の家に入らなくてはいけない
これは当たり前ですが、施設でなければ患者さんの家で診察することになります。家が必ずしも清潔とは限りませんので、気になる人は気になると思います。自分が極度に潔癖症という方には向かない仕事かもしれませんね。
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まとめ
訪問診療は今後も需要が高まりそうなので、一度経験しておくとよいです。向き不向きはありますが、向いていると感じたら常勤になってもいいくらい将来性のある仕事だと思います。
参考になれば幸いです。
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