こんにちは!
最近SNS(主にX)を見ていると、医師の年収についての話題をよく見かけます。
自分は年収3,000万だと言っている人もいれば1,000万もないと言っている人もいたり、同じ学年の医者でも人によって全然違いそうですよね。
実際のところみんなどれくらい稼いでいるのかを調べてみました。
儲かる診療科はどこなのでしょうか??
さて、まずは診療科ごとに見ていきましょう。
診療科別の医師の年収は?
漠然とした平均年収のデータなどはありますが、もっときちんとしたデータがないか調べていたところ以下のサイトにたどり着きました!
診療科別での医師の年収は?―医師2,250名のアンケート調査結果より | 医師転職研究所 (dr-10.com)
診療科別の医師の年収はこのようになっているようです!

皆さんの科はいかがだったでしょうか?
私の所属している消化器内科は年収の中央値が一番高い1,900万になっていますね。
消化器内科以外では消化器外科、脳神経外科、泌尿器科、整形外科、麻酔科、救命救急、リハビリテーション科の年収は高めのようです。
中でも整形外科、脳神経外科、泌尿器科あたりはほぼ2人に1人が年収2,000万以上なので稼げる診療科みたいですね!
概ねX(旧Twitter)でのイメージ通りでしょうか。
ただこれは勤務医と開業医が混ざっているデータなので、勤務医だけでデータを取るともう少し下がるかもしれないですね。
さて、次は年齢別の年収を見てみましょう!
医師の年齢別の年収は?
医師の年齢別の年収は以下のようになっているようです!

年とともに年収は上がりますが、40代以降は変化ないようですね。
女性の方が年収が低めなのは育児などで時短の先生がいるからでしょうか。
開業する先生はだいたいアラフォー前後で開業することが多いですので、40代以降も勤務医に限るともう少し下がりそうです。
自分はずっと関東で働いていますが、消化器内科だと40代以降の部長クラスで1,500万前後が一般的だったように思います。都心で1,500万、やや田舎で1,700万といったイメージでしょうか。
さて、若手の医師は今後どうしたらいいでしょうか。
これからの若手はどうすべきか
まず大前提として医者の給料は下がっていきます。
これに異論がある方は少ないでしょう。問題はいつどの程度下がるかというところですよね。
詳細な予測は困難ですが、自分はそう遠くないうちに明らかに下がり始めると思っています。
40代の勤務医で1,500万も難しい時代が来るかもしれません。
実際はもっと余裕があったとしても、お金は生活に直結する部分ですので多少厳しめに予測して動いた方がよいと思っています。
結果的に今の給与相場が続くならそれはそれで良いですからね。
さて、まずは自分がどんな医者になるかを決めましょう。
勤務医、フリーランス、開業医。はたまた起業家。どうなりたいかは人それぞれだと思います。
以下の順番に決めていきましょう。
開業するかどうかを決める
まず開業医になるかどうかという点で働き方も収入も大きく変わりますので、この点を明確にする必要があると思います。
この記事を読んでいるのはアラサー~アラフォーの先生が多いと思いますが、自分は開業したいのかというところをまずは決めるようにしましょう。
今すぐ決める必要はありませんが、人生計画は若いうちに立ててしまった方が良いです。何か変化があれば、その時に予定を変更すればよい話です。
最近は20代で開業している先生も見かけます。専門医も持たずに開業することについては賛否両論あると思いますが、自分に信念があればよいと思います。
ただ患者さん含め世間の迷惑にはならないようにしましょう。
開業するか決めたらどうする?
開業するかどうかを決めたら今の年収を上げましょう。勤務医をしながらバイトをしても良いですし、思い切って開業直前はフリーランスになっても良いと思います。
できれば身の回りの開業医の先生に相談したりしながら決めましょう。いずれにしても開業資金はある程度あったほうが良いです。
開業しない場合はずっと勤務医になるかと思いますので、基本は勤務医+バイトです。
数年フリーランスを挟んで勤務医に戻るという手段もあります。私は今のところそのパターンです。
若いうちはある程度臨機応変に動けると思いますので、家族と相談しながら働き方を決めましょう。
個人的には1-2年フリーを挟んだ方が、その後どうするとしてもコネが作りやすい気がしますがそこは人それぞれですのでよく考えて決めましょう。
フリーをおすすめできるかどうかは会ってみないとわからないので、ご興味あればご連絡ください笑
どの道を選ぶにしても良いバイトを探すことは必要かと思いますので、以下がおすすめの転職サイトのランキングになります。
民間医局、医師転職ドットコムなどは定番ですが、このあたりはやはり求人数が多いので登録は必須です。
JMCは知名度は低いですが、東京で常勤先を探すなら第一選択にしても良いくらいだと思っています。
必要あればこちらの記事もご覧ください。

まとめ
医師の実際の年収と若手の進路についてのお話でした。
自分の年収があまりに低すぎると感じたら、早めの転職を検討してもよいかもしれません。
多くの方に当てはまるのは勤務医+バイトでの働き方でしょうか。
参考になりましたら幸いです。
参考サイト
診療科別での医師の年収は?―医師2,250名のアンケート調査結果より | 医師転職研究所 (dr-10.com)
【2022年版】医師の年収に関する最新アンケート結果(医師2,250名調査) | 医師転職研究所 (dr-10.com)
医師転職研究所様ご協力ありがとうございました。
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